PSS
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題名: Object Detection Made Simpler by Eliminating Heuristic NMS
NMSフリーなEnd-to-Endを実現するため導入されるヘッドをPSSヘッドと呼ぶ。
また学習例によってはラベルに矛盾が生じ、学習が困難になるケースがあるため、stop-gradient operationを用いることで対処する。
PSSのロス関数は以下のようにL_pssとL_rankを足し合わせたものとなる。
λ_2=0.25と設定した。
L_fcosはFCOS論文と同様に、classificationのfocal loss、regressionのIoU-loss、centernessのlossを足し合わせたものである。
L_pssはPSSのキーである。
ヘッドの出力をσ(pss)とし、これはひとつのgtに対して1つだけ正例を活性化するようなセレクタである。
これを使いσ(pss)とclassficationの推定結果σ(s)、centernessσ(ctr)を乗算した以下を定義する。
このfocal lossをL_pssとして定義する。
またL_rankは以下で定義される。
ここでγは正のアンカーと負のアンカーのマージンを表すハイパーパラメータである。(詳細は未調査)