PSS

特徴

  • NMSフリーなEnd-to-Endを実現するため導入されるヘッドをPSSヘッドと呼ぶ。

  • また学習例によってはラベルに矛盾が生じ、学習が困難になるケースがあるため、stop-gradient operationを用いることで対処する。

  • PSSのロス関数は以下のようにL_pssとL_rankを足し合わせたものとなる。

    • λ_2=0.25と設定した。

  • L_fcosはFCOS論文と同様に、classificationのfocal loss、regressionのIoU-loss、centernessのlossを足し合わせたものである。

  • L_pssはPSSのキーである。

  • ヘッドの出力をσ(pss)とし、これはひとつのgtに対して1つだけ正例を活性化するようなセレクタである。

  • これを使いσ(pss)とclassficationの推定結果σ(s)、centernessσ(ctr)を乗算した以下を定義する。

  • このfocal lossをL_pssとして定義する。

  • またL_rankは以下で定義される。

  • ここでγは正のアンカーと負のアンカーのマージンを表すハイパーパラメータである。(詳細は未調査)

Last updated